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エリザベート (上) 美しき皇妃の伝説 (朝日文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 86665 位
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エリザベートは何故ウケるのか?
乗馬、ハンガリー語、旅、詩作など様々な趣味に熱狂するも
その情熱はふっと冷めてしまう。
彼女特有の『満たされない感』こそが、
多くの現代女性をひきつけて止まないのだろう。
現代女性の悩みを1世紀早く体験した世界初の女性ともいえるでしょう。
昨今のブームでウィーンの王宮に彼女のミュージアムが出来るなど
エリザベートには華やかなイメージが定着していますが、
彼女の実像はフォルクス庭園に鎮座する物憂げな表情こそ
真実の彼女なのかもしれません。
ちなみに原書(ペーパーバック)はウィーン王宮のショップでも
15ユーロくらいで購入できます。ドイツ語が読めなくても、
日本語訳文庫版よりも写真や挿絵が多いのでおみやげにどうぞ。
よりリアルなSisi像
ジャン・デ・カールのエリーザベト本を読んでも彼女の姿はいまいち掴めなかった。察するに男性にとってはこのSisiという女性、どこかいつまでも“美の高み”に置いておきたい、そんな存在なのかもしれない。(彼女を取り巻いていたその当時の男性達と同じ感覚か?)故に詰めが甘かった。しかしこの本を読んだ事で、エリーザベトの本当の姿に肉薄したいという思いが満たされた気がする。著者は歴史学者だけあり、そう多くは残っていないであろう資料の再検討・精査をきちんとなされているようで、様々なエピソードに信憑性がある。良く言われる彼女の美の崇拝は控えめで、性格のいい所だけでなく、人に辛辣(で自分に甘い)、皮肉屋な所などの描写にも遠慮がない。後、彼女の内的世界とフランツ・ヨーゼフとの夫婦関係、どちらの葛藤とも克明に記されている。自己矛盾の多いSisiの様々な奇行はこの辺が肝で、ここを美化もしくは曖昧にされると、謎を解き明かす鍵が掴めなくなってしまう。(ジャン・デ・カールの本がそう。)
私は綺麗事で終わらない、人間臭い歴史上人物の伝記が好きなので、大変楽しめた。プリンセス・Sisiではなくて、リアルなSisiに出会いたい人にお勧めします。
ミュージカル「エリザベート」ファンにはお勧め!
ミュージカル「エリザベート」ファン、特に東宝の「エリザベート」ファンにはぜひとも読んでいただきたい本です。 オーストリア皇后エリーザベトについて書かれた本は他にもたくさんありますが、この本はミュージカルに大きな影響を与えた本、ミュージカルの原作といっていい本です。実際ミュージカル出演者の中にはこの本を読んで役作りの参考にした方がいらっしゃるとか(一路さんなど)。少し難しい本かもしれませんが、この本を読めばエリーザベトと彼女を取り巻く人達のこと、ミュージカルにトート(死または死神)が出てくる理由、政治的なこと(皇帝フランツ・ヨーゼフと皇太子ルードルフの対立や民族主義の台頭の理由など)も分かります。 もちろん、もう少し気軽に「あ、ここはミュージカルのあのシーンだ♪」、「この史実からあのシーンが生まれたんだ!」、「ミュージカルではあんな風に描かれているけど、史実はこうだったんだ〜!」という風に楽しむこともできます。 できたら、理解をさらに深めるためにも、ハーマン先生が書かれたルードルフの本『皇太子ルードルフ マイヤーリングへの道』やヒトラーの本『ヒトラーのウィーン』をぜひ邦訳していただきたいのですが……。
客観的に知るのに最適
今までエリザベート関連の本は何冊か読んできましたが、どれもエリザベートだけに焦点を当てていて、真実を知るのには不足な感がありました。しかしこの本は当時の政治情勢を詳しく扱っていて、いかにエリザベートの生き方が違和感があったのかがよく分かります。と同時に宮廷との摩擦によりそういう人生を歩まなければならなかったこともよく理解できます。待望の文庫本により、手軽に購入でき読めるようになり星5つにしたいところですが、内容が少々難しく読みこなすのが大変なので4つにしました。とにかくエリザベートを客観的に眺めたい人には最適な本です。
客観的に知るのに最適
エリザベート関連の本を今まで何冊か読んできましたが、どれもエリザベートを中心に書かれているので、真実を知るのには不足な感がありました。しかしこの本は当時の政治情勢を詳しく扱っていて、エリザベートの人生がいかに違和感があったかがよく分かります。と同時に宮廷との摩擦からエリザベートがそういう選択をしなければならなかった様子もよく分かります。待望の文庫本が出版され、手軽に購入し読めるようになり星5つにしたいところですが、内容が少々難しく読みこなすのが大変なので4つにしました。とにかくエリザベートを客観的に眺めたい人には最適な本です。
朝日新聞社
エリザベート (下) 美しき皇妃の伝説 (朝日文庫) 皇妃エリザベートの生涯 (集英社文庫) エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド) (角川文庫) 皇妃エリザベートの真実 (集英社文庫) エリザベート〈下〉―ハプスブルク家最後の皇女 (文春文庫)
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